モノの寿命

友人は、革製品のお手入れの方法を、親切丁寧に実演しながらレクチャーするそうなのですが、お手入れ道具を持っていない若者たちに、最低限に必要な道具を一式揃える事を勧めてみると、そのセット価格を聞いた時点で、ほとんどの革製品の購入者が、必要ないと断りを述べるのだそうです。

せっかくの、質の良い革財布や鞄を、購入しても、定期的にメンテナンスを行わなければ、カビやシミの原因となる汚れが溜まり、不細工な姿になってしまうかもしれないのに、若者たちの大半は、革世品のお手入れ道具に興味をもたないのだそうだ。物が豊富に溢れている時代の物の考え方なのでしょうか?

最近の若者世代は、自転車のメンテナンスの仕方も知らないといった事を、先日、ご近所さんから聞いたばかりでもありました。日常的に使用するモノ自体は、メンテナンスを行っていく事で、生涯使えるものがほとんどであるという事実を、知らない子どもたちが多いという現れなのでしょうか?